私がブログを始めたわけ  自己紹介が嫌いです。

皆様お疲れ様です。
今日は有給で早く帰ってきました。
図書館へ行こうかと思いましたが、クレジットカード会社より電話があったらちょっと面倒なので
今日は家に戻ってきました。
昨日の夜アマゾンのクレジットカードを作ろうかといろいろ調べているうちに
ある人のブログを見ました。
特別難しいことは書いていませんでしたが、
しばらくいろいろ読んでいました。
私のブログと違って、なんだかおもしろいなあと思いました。
その理由は、おそらく具体的に書かれているからだと思います。
自分のことを書けている。
私は自分のことを話すのが嫌です。
確か小さいころからずっとそうです。
小学生くらいから、自己紹介をするように要求されます。
ずっと嫌でした。
なぜかと今思うに
私は小さいころから、良い悪いの感覚で生きてきました。
これはいい、悪いといわれて育ってきました。
人を傷つける、モノを盗むのは悪いことです。
それは明らかですね。
赤は悪くて、青はいい。
感覚的にはこういう趣旨ですが、これがわかりますか?
青でも赤でも別にどちらでもいいことですよね。
でもいい色を選ばなければならなかった。
選べないと愚痴を言われる。文句を言われる。
このよいか、悪いか
しばしば得か損かに通じますが、
この一つの物差しが基準になっていました。
私本当にこの物差しを基準に生きてきました。
どっちが得か、損か。
一般的に、「得か損かで物事を判断すると結果的に損をする」と聞きます。
その通りだと思います。
私の父親は、この物差しを与えてくれました。
それ以外の物差しは持っていないようでした。
本人は持っていて私には渡さなかったのかわかりません。
話戻ります。
自己紹介について。
私は今でも自己紹介が嫌です。
正解がない話をするのが嫌です。
よい話をしなければならないと思っていました。
自分の経験からは優れた業績などないのに、いい話、正しい話をしなければいけない
義務を背負っていると思っていました。
子供のときそう理解していました。
何が好きか、嫌いかということを話せばいいのに、
周りが正しいと思うかどうか話すことが重要だと思っていました。
正しい自己紹介なんてありえないですね。
ただこれまでの自分の事実を述べるにすぎないのに、
それをいいか悪いかという物差しで振り分けられる。
だから悪いことを話さないよう、みんなの真似をするのですが、
自分の話と他人の話を聞いて、人より劣っていると自分が感じるところがあると
罪悪感を感じていたと思います。
自分は悪いんだという気持ちです。
劣っているという認識です。
それは悪いことなんだ、と汗をかいてしまうのです。
自分は悪い子だと思っていました。
他人より劣っていることを知られるのがものすごく嫌です。
臆病なのかもしれませんね。
上のブログの人は専門学校出身で、大卒には学歴で負けていると
さらっと書いていました。
私は彼に学歴でかっていますが、現在の収入や職歴では負けているようです。
でもこんなこと不毛ですよね。
なんで彼と競わなければならないんでしょうか。
わかっていても、自分のマイナスの部分を人に知られてしまうことを恐れています。
原因は昔から持っていた、物差しのせいだと思っています。
私にはもう一つの物差しが生きていくには必要です。
黒でも青でも赤でもいい。
私は、暗くて、友達も少なくて、親のことが嫌いで、恰好が地味で、頭が悪くて・・・
欠点だらけであると堂々といえるようになりたい。
就職失敗して、体動かなくなって、親に迷惑かけて、
年収も大したことなくて、資格試験も何年もダメで、
集中力も昔あったように続かず、サボってばかりいて、
これからどうするんだろう、と悲しくなってしまいます。
書いていて
泣きそうになります。
最近海外ドラマの「フレンズ」を見ていてとても楽しいです。
私は今も覚えていますが、小学校の寄せ書きみたいなところに「中学校に行ったら英語を
頑張りたい」といった趣旨のことを書いていました。
中学では英語好きでした。
高校ではだめでしたけど、わるいほどではありませんでした。
昔から海外にあこがれていたんですよ。
海外で働きたいなあなんて思っていました。
TBSのふしぎ発見を毎週見ていました。
歴史と海外が好きでした。
考古学に興味がありました。
エジプトや、東南アジアの遺跡などに興味がありました。
考古学が進んでいるのは、
私立の早稲田や上智と聞いてあきらめました。
でも私長男でそんな身勝手は無理だと自分であきらめていました。
国立の大学で、文学部に進もうかと思いました。
でも就職できないと思ってやめました。
学校の先生にはなりたくありませんでした。
高校に行ってから先生が大嫌いになりました。
つぶしがきくという法学部にしました。
これも得か損かですよね。
経済は法学部より偏差値が低いからやめました。
法学部に行けないから経済に行ったと思われるのが嫌でした。
法学部にいった理由は結局のところありません。
不利にならないから。
だから「なぜ法学部にいったの?」と聞かれると「何となく」としか答えようがないんですね。
私が興味があったのは、数学や語学のほうでした。
でもそっちへは行っていませんね。
不思議ですね。
私がブログを始めた理由に自分のことを話せるようになりたいというのがあります。
駄目な私であることを自分の体の外に出したいと思っていました。
もうすぐ1年たちますが、全然できていませんね。
フレンズをみて、英語字幕が表示されて、
こんな表現するんだと発見したりするのが楽しいです。
仕事以外だと結構見ています。
6人の男3女3がレギュラーメンバーです。
キャラクターだとチャンドラーとロスが私に近い気がします。
特にチャンドラー。
いつもおかしいことを言うのですが、
精神分析医がゲスト出演した時は、10代のころの経験(親の離婚)から、
おどけてみたりするのだといわれてその時はへこんでいました。
私が気分がいいときはチャンドラーみたいな感じがするなあ、なんて思っていました。
太宰治も道化になるなんて書いていましたね。
そんな感じかな。
好きか、嫌いかで判断するって大事なことだと今はわかります。
私の人生苦行でした。
1に我慢、2に我慢、3・4がなくて、5に我慢みたいな。
とりあえず我慢。
自分が何かを好きというのが恐ろしいのです。
そんなものが好きなの?と軽蔑させるのが恐ろしかったのです。
好きって言ってるくせにその程度しかできないの?と思われるのが苦痛。
他人のことばかり気にして無駄な人生を生きてきました。
人にひかれても、他人なんか気にせず、これが面白いと自己紹介できるようになりたいです。
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