夢をかなえた話
皆様お疲れ様です。
最近私の夢がかないました。
下まですべて読み終えた方はくだらないと笑うでしょう。
その通りであると思います。
具体的には、
ふるさと納税の返礼品で「海宝漬」を食べたことです。
海宝漬の存在はどこか、TVのある所で知りました。
実家の可能性が高いですね。
どんぶりのごはんだったような気もします。
ですが、覚えているのは海宝漬けという名前です。
めかぶといくらとアワビを材料とする料理です。
文字の通り、海の宝。
赤いいくらだけが記憶に残っており、
そして海の宝というネーミングがやたらに気に入りました。
海の宝。
名前を付けた人のセンスが素晴らしいです。
じっくり考えると、
いくら、アワビ、雌株を材料とした料理を食べたいのではなく、
海の宝の「海宝漬け」を食べたかったのかもしれません。
おいしかったです。
ただ、海の宝という期待が高すぎて、味わった感動が少し物足りなかった感も感じました。
それでも物足りなさというのはいくらかで、
死ぬ前に海宝漬けを食べられたという感動です。
いつか海宝漬けをたべたいとおもっていたことがかなえられました。
不思議なことに、少し寂しく感じました。
それは、私が海宝漬けを知らない人間から、
私が海宝漬けを知った人間にかわってしまったからです。
知らない状態の私はどんな味かとワクワクしていました。
でも今は、それを知っています。
ワクワクしていた時の期待よりも、海宝漬けは、人間の食べ物でした。
夢といっていいかわかりませんが、
かなえてしまうとどうっていうことなかったという経験です。
それでも、海宝漬けへの不満なんてありません。
知らないことを知ってしまうと、少しだけ物悲しく感じてしまうのです。
なぜでしょうね。
夢をかなえたなら、次の夢をかなえるべく動来たいですね。
期待を満たすことがなかったとしても行動して知りたいと思います。