旧友と飲みに行った話
目の前には、マッカランとハイランドパークのグラス。
チェイサーがそれぞれ後方へ。
金曜日の夜20時過ぎ。
私は、大学の友人と東京駅近辺のバーにいました。
見た目はオーセンティックバーの雰囲気です。ウイスキーの瓶が棚に並べられ、照明はオレンジがかった光景を作り出していました。ただ客が多く、できあがった人が騒いでおり、カジュアルな雰囲気です。
カウンター席の隣の友人は、ウイスキーに詳しかった。今まで知りもしなかったです。
思えば、共通の趣味などあまりなく、何故仲良くなれたのか謎です。
ただ、話しやすくて他の人には話せないような、自分が口に出すことが憚られる内容でも伝えることが出来る相手でした。
今は何を話したか、不鮮明にしか覚えていませんが、ウイスキーに関することでした。
ウイスキーという共通の趣味を発見できて、不思議な嬉しさと驚きを感じました。
話が途切れても、ウイスキーが美味しくて、店の雰囲気が気に入って、心が休まる思いをしました。一人でバーもいいですが、二人で行ければなおいいですね。
彼はその日に帰りました。
また彼とバーで飲めれば幸いです。