スローカーブをもう一球 を読みました。

皆様お疲れ様です。


山際淳司さんの「スローカーブをもう一球」って知っていますか。
私の大好きな話です。
私が中学生の時くらいに見つけて、それ以来ずっと好きです。
中学の国語の教科書のつながりで見つけた気がします。教科書には山際さんの話ではなかったかも。野球の話をみて、山際さんへいったかもしれません。

この話は、高校野球の話です。一言でいうと、高校野球の鏡とはいえない普通のピッチャーの主人公の高校野球での記録です。
ぜひ読んでほしいので、あまり深く語りません。
ただ、この主人公は、高校野球のエースなんですが、エースっぽくない。
高校野球のエースというと、皆さん夏の甲子園での精悍な顔つきの選手を思い浮かべると思います。そういうのとは違う人です。

エースであると言ったら、こうでなければならないみたいに、他人が期待するところってありますよね。そういう他人の考えからずれ切っているのに、ピッチャーの役割をこなして抑えるというところが、昔からすきだったのかもしれません。 


高校生の頃はそんなことに無意識でした。


私の話ですが、高校生のころは自分はこうであらねばならない、
というのを過剰なほど背負っていました。ずっと言われていました。学校でも、家でも。とても窮屈でした。自分のやり方というのは否定されていました。

話戻りますが、この話は他人のやり方ではなく、自分のやり方で結果を残していくんです。それに共感したのだと思います。

この話を知ってから15年以上もたちます。先日久しぶりに読んだのですが、全く色褪せませんでした。昔読んだらすごい感動したのに、読み直したらあれっ?みたいなことは全くありませんでした。上の昔の気持ちを思い出して、胸が熱くなりました。

これまでいろんな人と会って、話したりしてきましたが、とにかく人に口出す人っていませんか。こうするといいとか、こうするのはよくないとか。最悪なのが、自分は経験ないのに、「みんながそう言っているから・・・」とかの理由で口先介入して来る人がうんざりするほどいます。

自らの体験からそういってくれる人は本当にまれです。うまくいくかどうかはやってみないとわからないのに、やる前からやる気をそぐことをいう人です。規範的な人です。自分の思考を押し付ける人です。

結局自分のやりたいようにやるしかない。自分のやり方は自分で見つけていくしかない。
この話を読んで、上記のように感じました。

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